臨薬協、創立30周年特別記念講演・式典 祝賀会を開催 (2/3ページ)

2013.12.17 05:00

一般社団法人日本臨床検査薬協会会長寺本哲也氏

一般社団法人日本臨床検査薬協会会長寺本哲也氏【拡大】

  • 東京医科歯科大学大学院教授川渕孝一氏
  • 厚生労働大臣田村憲久氏
  • 厚生労働省大臣官房審議官成田昌稔氏
  • 一般社団法人日本臨床検査医学会理事長村田満氏
  • 日本製薬団体連合会会長内藤晴夫氏
  • EDMA(欧州分析機器製造業協会連合会)会長ユルゲン・シュルツ氏

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 □厚生労働大臣 田村憲久氏

 厚生労働行政は転換点にある。医療提供体制の大きな見直しや予防、健康管理などの課題を抱えている。臨薬協が安全性の確保をしながら高品質、高性能の体外診断用医薬品をいち早く開発し、迅速に承認、認証できる仕組みのための薬事法の改正を進めていきたい。

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 □厚生労働省大臣官房 審議官 成田昌稔氏

 日本再興戦略は健康事業の推進、最先端医療を受けられる社会の実現に向けた指針が盛り込まれている。革新的な製品を世界に先駆けて発信する医療分野の第3者研究機関の創設や、医薬品・医療機器の承認・認証を迅速に行うための規制・制度改革などである。今後、世界最先端の医薬品・医療機器、再生医療を受けるための臨床検査薬の開発が必要不可欠になる。

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 □一般社団法人日本臨床検査医学会 理事長 村田満氏

 臨薬協とは診断や治療に関する情報を医療界、社会に発信し、健康増進、疾病予防、早期発見や治療に優良な開発をすすめるという共通の使命をもっている。体外診断用医薬品を製造し、国内医療機関に提供し、海外にも供給してきた。また標準化を推進し、安心・安全に対する取り組みを行ってきた。また、企業活動と医療機関との適切な関係についても透明性を確立した。

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 □日本製薬団体連合会 会長 内藤晴夫氏

 臨薬協は東日本大震災の時に臨床検査薬、検査機器の安定供給に尽力し、被災地の救済を最優先で取り組んだ。今後は個別化医療やコンパニオン診断、バイオマーカーの開発への取り組みが重要で、認知症診断薬の完全な形での開発も重要視されている。また、病気の予防や自己診断のセルフメディケーション領域も必要で取り組みがスタートした。

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