降水観測衛星の打ち上げ視察で種子島宇宙センターを訪れ、奥村直樹・JAXA理事長(左)の出迎えを受けるキャロライン・ケネディ駐日米大使=27日、鹿児島県南種子町(NASA、ビル・インガルス氏提供)【拡大】
地球全体の降水を高精度に観測する「全球降水観測(GPM)計画」の主衛星を搭載したH2Aロケット23号機が27日、種子島宇宙センター(鹿児島県)で28日未明の打ち上げに向け最終準備態勢に入った。
H2Aは27日午後、大型ロケット組立棟から発射地点へ移動。機体の点検後、最終カウントダウンへの作業を始める。打ち上げ時刻は28日午前3時37分の予定。同センターでは昨年8月のH2Bロケットに続く未明の打ち上げになる。
主衛星は日米が共同開発。宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、キャロライン・ケネディ駐日米大使が打ち上げ視察のため同センターに到着した。
H2Aには大阪府立大の学生らが開発し、バッテリーの長寿命化に関する実験を行う「OPUSAT」(オプサット)など7基の超小型衛星が相乗りする。
打ち上げを行う三菱重工業の並河達夫射場チーム長は「確実に成功させるとの意気込みでいる。隙のないよう作業を進めていく」と話した。