【どこまで進む? 再生可能エネルギー】日本大学特任教授・木下健氏(下) (2/2ページ)

2014.3.31 05:00

 --日本の海洋エネルギー開発はどう進めるべきか

 「当面は浮体式洋上風力だが、海洋開発には経験が必要であるため、5年後には潮流や海流、その後は波力とステップを踏んで進めていくべきだ。世界の動きは、潮流・海流発電に向かっている。台湾やインドネシアなども海洋エネルギーに関心を示し、日本に協力を求めている。日本の技術を生かしながら、アジアと協力して開発を進めることが重要だ」

 --1月には木下教授が会長を務める海洋エネルギー資源利用推進機構が、政府に「海洋再生エネルギー産業国家戦略特区」を提案した

 「日本は海洋国家としてのポテンシャルを生かすため海洋エネルギーの活用が不可欠だが、欧州に比べて開発拠点港がないなど遅れている。そこで、われわれは拠点港の整備にとどまらず、商用フィールドの指定や特殊船の開発・運用などを提言した。欧州と同じ環境で開発すれば、負けないだけの技術力を日本は持っている。何より、成長戦略の中に再生可能エネルギーを入れることの意味は大きく、ぜひ今国会で議論していただきたいと思う」

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