--具体的には、また海外向け広報とは
「審査のスピードや質の高さ、中小企業など資金力が豊富ではない出願人には費用減免助成が大きいこと、出願人の事業戦略を聞いたうえで複数の特許等出願についてまとめて審査を行う施策があることなど、特許庁の信頼性や独自の諸施策を積極的に内外にPRしていく。そのため、まず英語版のホームページ作成を進めたい」
--着任から1カ月以上過ぎたが
「担当官2人が加わり、3人体制となった。本格的な活動がいよいよ始まる。気を引き締めて頑張りたい」(知財情報&戦略システム 中岡浩)
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【プロフィル】菅野智子
すがの・ともこ 東工大大学院無機材料工学修士課程修了。産業技術総合研究所知的財産企画室長などを経て、2014年4月から現職。専門は半導体素子やその製造プロセスに関する技術。モットーは「チャンスは逃さない」。ワインの国際教育機関WESTの中級資格を持つ。岐阜県出身。