【どこまで進む? 再生可能エネルギー】中小水力発電のコストはもっと下がる (2/2ページ)

2014.6.2 05:00

 --このほかに有力なところは

 「電線を敷かずに山中のトイレ用や鳥獣対策機器用電源として、中小水力は地産地消で使える。地域ぐるみで導入に積極的な自治体も目立ってきた。全国を調査すれば、適用地点はもっと増えていくだろう」

 --大規模水力発電は

 「戦後に開発された発電所は、設備の更新時期にきている。交換時に最新の機器を使えば、それだけで数百キロワットの出力向上が図れる。また、河川には環境や管理などのために渇水時でも維持すべき水量として維持流量が定められ、水を流していた。しかし、この水はこれまで未利用だった。これを使って発電すれば、こちらも数百キロワットの発電ができるようになる」

                   ◇

【プロフィル】中西裕二

 なかにし・ゆうじ 1993年横浜国立大学大学院工学研究科博士課程修了。神奈川大学准教授などを経て、2010年から現職。再生可能エネルギー協議会分科会12(中小水力、未利用エネルギー)リーダー。広島県出身。49歳。

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