【朝日新聞会見詳報(6)】慰安婦報道、それでも「広い意味での強制性あった」再度主張 (2/3ページ)

2014.9.11 22:23

会見した木村伊量社長(中央)、杉浦信之取締役編集担当(右)ら=11日午後、東京・築地(川口良介撮影)

会見した木村伊量社長(中央)、杉浦信之取締役編集担当(右)ら=11日午後、東京・築地(川口良介撮影)【拡大】

  • 会見した木村伊量社長=11日午後、東京・築地(川口良介撮影)
  • 木村伊量社長らの記者会見。多くの報道陣が集まった=11日午後、東京・築地(川口良介撮影)
  • 記者会見する、朝日新聞社の木村伊量社長(中央)。奥は喜園尚史執行役員、手前は杉浦信之取締役編集担当=11日午後、東京都中央区

 《9月2日にジャーナリストの池上彰氏が、朝日報道を批判したコラムの掲載を拒否されたとして、同紙での連載中止を申し入れたことが判明。だが一転して4日付朝刊にコラムを掲載し、6日付朝刊で「間違った判断」とする東京本社報道局長名のおわび記事を掲載。対応は後手に回った》

 記者「池上さんの件ですが、連載中止の詳しいやりとりを教えてください」

 杉浦取締役「細かい内容はお互いに公表しないということになっておりますので、お答えできません」

 記者「なぜ掲載中止に至ったのか」

 杉浦取締役「紙面でご説明した通りでございます。当時は朝日新聞を取り巻くさまざまな環境があり、私としても池上さんのコラムに過敏になりすぎた。結果として判断が間違っていました」

 記者「杉浦さんが判断されたというが、紙面では報道局長が説明している」

 杉浦取締役「朝日は通常、このような場合、局長が説明することになっています」

質問は慰安婦報道の中身にも及ぶ

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