「シーマ現象」生んだ日産元社長の久米豊氏 シルビアなどヒット車送り出す (1/2ページ)

2014.9.18 06:00

 日産自動車の元社長・会長で日本自動車工業会の会長や経団連副会長としても活躍した久米豊(くめ・ゆたか)氏が10日午前10時8分、胃がんのため死去した。93歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者のみで行った。お別れの会を行うが日取りは未定。喪主は長男、泰介(たいすけ)氏。

 久米氏は、東大工学部を卒業後、1946年に日産に入社。主に生産畑を歩んだ後、取締役、常務、専務、副社長を経て85年に社長に就任した。

 社長在任中には、高級セダン「シーマ」の投入により「シーマ現象」と呼ばれるバブル期の高級車ブームを牽引(けんいん)。このほか、日本カー・オブ・ザ・イヤーを獲得したスポーツクーペ「シルビア」や小型車「パルサー」など多くのヒット車を世に送り出した。

90年には、自工会会長に就任

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