【どこまで進む? 再生可能エネルギー】 (2/2ページ)

2014.10.6 05:00

波力発電のイメージ図(三井造船提供)

波力発電のイメージ図(三井造船提供)【拡大】

 内閣府の総合海洋政策本部は昨年、海洋エネの実証フィールドを公募し、岩手、長崎など7県・11海域が手を挙げた。特に岩手県は震災からの三陸復興の一助としたい考え。ただ「地元の関心が低く、漁業権の問題もあってなかなか開発が難しい状況だ」(黒崎氏)。

 三井造船の実証実験は期間が1年間。黒崎氏は「発電した電気を運ぶ海底ケーブル敷設への補助もない。固定価格買い取り制度(FIT)の対象でもなく、海洋エネを産業化する態勢になっていない」と指摘。その上で、海洋エネについて「プロジェクトごとのFITを導入すべきだ」と提言している。

 NEDOの海洋エネのコスト目標は1キロワット時当たり40円。黒崎氏は、波力発電のFITは「太陽光発電の初年度(42円)並みなら大丈夫」としている。

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