朝日新聞が作成した教育特集「知る沖縄戦」。今夏から希望する学校に無料配布されている【拡大】
6月11日《子どもは「マンマが食べたい」と泣いた。日本兵は「子どもを泣かすと、始末するぞ」と怒鳴った》
「集団自決」を強要
日本軍が「集団自決」を強要したとする場面も、体験者へのインタビュー記事として、生々しく描かれている。
《「天皇陛下バンザイ」。校長先生のかけ声があり、まもなく、両耳に、厚い板をたたきつけられたような重い音がひびきました。(中略)「米軍に捕まるくらいなら、死を選べ」。日本軍の考えや教育によって、当時は大人も子どもも、そう思い込まされていました》
《当時の教育は、だれよりも偉い天皇のために命を捨てる、ということを教え込みました。自分の行動を自分の考えで決めることを許さないのです。(中略)こうした時代背景のなか、わたしたちは日本軍によって「集団自決」に追い込まれていったのです》