海保は現在、周辺海域にいる中国漁船に台風の接近を伝え、海域から退避するよう指示している。太田国交相は「海保の巡視船を伊豆諸島周辺に追加で派遣し、取り締まりを強化している」と明らかにしたが、台風接近に備え大規模船団の動きを全て監視下に置くことには限界もある。
東海大の山田吉彦教授(海洋政策)は「乗組員の上陸に備え、島民への注意喚起を徹底するとともに、警視庁から派遣されている機動隊員らと連携して速やかに身柄を確保できる態勢を整えるべきだ」と指摘する。
点在する無人島にも上陸する可能性があるため、「大型巡視船を周辺に配備し、可能なら自衛隊の投入も検討すべきだ」と話している。