高浜原発の再稼働、さらに遅れる公算 規制委が「審査書案」の意見公募実施へ

2014.11.19 13:03

 原子力規制委員会は19日午前の定例会で、関西電力高浜原発3、4号機(福井県)について、事実上の合格証となる「審査書案」を作成した後、意見公募(パブリックコメント)にかけることを決めた。意見公募の実施により審査書が確定するまでに約2カ月かかり、高浜の再稼働はさらに遅れることになる。

 規制委の田中俊一委員長は意見公募について「パブリックコミュニケーション(国民との意思疎通)の最も効率的なやり方として機能している」と述べた。高浜に続く原発についても適用する方針。

 九州電力川(せん)内(だい)原発(鹿児島県)が新規制基準に基づく最初の合格を果たした際、初めてということを理由に審査書案に対する科学技術的意見を30日間、募集した。審査書案は7月16日了承されたが、意見公募による修正などを経て確定したのは9月10日だった。

 規制委は現在、高浜の審査書案の作成に取りかかっているが、補正申請書に不備があるとして関電に再度の補正を求めている。審査書が確定しても、残る工事計画認可などの審査や使用前検査などがあり、地元同意を経ての再稼働は来年度以降の公算が強まった。

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