ipaEXの買い手候補側の情報送信画面。ipaEX経由で連絡すれば、買い手候補の情報は開示・非開示が設定できる【拡大】
ipaEXは買い手候補を知財支援機構が厳選した信頼できる企業に限定し、情報開示も企業内の特定の担当者だけに行い、PAEの関与を回避する。また、知財支援機構は取引にあたり売り手・買い手候補にPAEへの特許転売を禁止する条項を入れることを推奨している。
売り手は15年に100社(7割が日本企業)の獲得を目指し、1月の段階では家電製品、電子部品、医療機器、ネットワーク、コンテンツ配信などの特許約500件を掲載する。買い手候補は約400社(7割が海外企業)の登録を見込む。このほか事業売却、採用情報も掲載する。
なお、ipaEXは非営利活動でシステム利用や取引成約の対価はとらない。開発・運営費はipaEXの趣旨に賛同する企業が分担する。山崎社長は「特許制度本来の目的に沿った知財活用の推進に今後も貢献したい」と話している。(知財情報&戦略システム 中岡浩)