出力数十キロワットから数百キロワットの小型の地熱発電所は、14年中に大分県別府市など数カ所で新たに稼働した。ただ、出力が数千キロワットを超える中・大型となると、八丈島地熱発電所(東京都八丈町、1999年運転開始)を最後に新設が途絶えている。
だが、経産省の債務保証枠を使って、大分県九重町で地熱発電所(5000キロワット)が2014年度内をめどに運転開始の予定となるなど、中・大型案件で成果に結びつきつつある。
再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度をめぐっては、経産省が15年1月中旬に実施する制度見直しで、地熱発電が太陽光などに比べて優先的に買い取られる仕組みになった。
経産省は地熱探査の支援も継続する方針で、調査段階と計画実行で事業者を後押しし、再生エネの導入拡大につなげる狙いだ。