中国国土資源省が、このほど公式ウェブサイトで発表した「2014年中国国土資源公報」によると、全国202の地級市が行う地下水の水質モニタリング調査で、14年は全観測地点の45.4%の水質が「やや悪い」、16.1%が「非常に悪い」という結果だった。
14年に実施した水質モニタリング調査の観測地点は計4896カ所あり、そのうち国家級観測地点は1000カ所。
中国の国家基準である「地下水水質基準」(GB/T 14848-93)に基づいた総合評価が「優良」だったのは、全体の10.8%に当たる529カ所▽「良好」が25.9%の1266カ所▽「やや良い」が1.8%の90カ所▽「やや悪い」が45.4%の2221カ所▽「非常に悪い」が16.1%の790カ所-だった。
基準値を超えた成分で多かったのは、全硬度、TDS(総溶解固形物)、鉄、マンガン、無機態窒素3種類(亜硝酸態窒素、硝酸態窒素、アンモニア態窒素)、フッ化物、硫酸塩などだった。そのほか、ヒ素や鉛、六価クロム、カドミウムといった重金属が基準値を超えた地点もあった。
全観測地点のうち、195の都市に分布する4501カ所では、以前から継続してモニタリングを実施。そのうち、前年と比べて水質に大きな変化がない地点は65.3%の2941カ所、改善傾向にあるのは16.7%の751カ所、悪化傾向にあるのは18.0%の809カ所だった。14年は、全体的に水質に変化がない場所が多かったといえる。(中国新聞社)