理化学研究所は3日、日本で初めて命名権を獲得した原子番号113番の新元素について、名前と記号の案を4月1日までに決め、国際学会「国際純正・応用化学連合(IUPAC)」に提出すると発表した。IUPACが半年かけて審査し、年内にも正式決定される見通し。
実験グループを率いた森田浩介氏(現・九州大教授)に1月末、IUPACから4月1日までに元素名などを提案するよう正式な要請があった。森田氏とグループの研究者らが話し合い、案を決める。
元素名は国名や地名、科学者の名前にちなむことが多い。理研は正式決定されるまで、考案した名前などは公表できないとしている。
森田氏らは、埼玉県和光市にある理研の加速器で実験。平成16~24年に113番元素を3個合成し、発見者と認められた。