「IPQuest」の太田匠吾氏。新しい知財ビジネスを目指し、投資や人材も募集している【拡大】
調査員は350人が登録済みで、将来は1万人が目標だ。現在は7割がインドなど海外の調査員が占める。依頼側が支払う調査料は、特許先行調査が20万円の固定制、特許無効調査が50万円~の成功報酬制。同社は一定の手数料を引いた残りの9割をA評価、1割をB評価の調査員へ支払う。各評価に複数の調査員が入った場合、案分する。C評価に報酬はない。
太田氏は、中小企業を含め海外特許調査のニーズは急増中で、同社のサービスは海外特許調査にありがちな信用面や費用面での課題を改善し、国内外の調査員から優れた資料を得られる仕組みと自負する。
「実は日本には海外企業などにとって重要な特許文献が数多くある。当初は国内からの依頼が多いと思うが、世界中からの依頼を受けるグローバルサービスを目指したい」(太田氏)と海外に期待する。初年度の受託件数は国内外合わせて500件を目指す。(知財情報&戦略システム 中岡浩)