関西電力は26日午後5時、高浜原発4号機(福井県高浜町)を再稼働させた。原子力規制委員会の新規制基準に適合した原発の再稼働は九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)、高浜3号機に次ぎ4基目。高浜4号機では20日、原子炉などの1次冷却水が漏れるトラブルがあったばかり。関電はボルトの締め付けが不十分だったことが原因と特定、対策を取ったとし、当初予定していた日程での再稼働となった。
関電の原発では、大飯3、4号機(福井県おおい町)の審査も大詰めを迎えている。関電は自社の電源構成に占める原発の割合が高く、4月の電力自由化を控え、再稼働を急ぎたい考えだ。
関電の八木誠社長は26日の記者会見で、冷却水漏れトラブルを謝罪した上で「高浜4号機の本格運転再開を前提に、5月1日から電気料金を値下げする」と述べた。
高浜4号機は、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料含む核燃料が装荷されており、同機では初めてのプルサーマル発電となる。
27日早朝、核分裂が安定して持続する「臨界」に到達し、29日に発電と送電を始める予定。