日本清酒が発売した新幹線車両の形の陶器に入った日本酒=1日、札幌市中央区【拡大】
今月26日の北海道新幹線開業を前に、札幌市の酒造会社「日本清酒」が発売した、新幹線車両の形の陶器に入った日本酒の売れ行きが好調だ。担当者は「新しい新幹線の旅に思いをはせながら味わってほしい」とPRしている。
「千歳鶴 北海道新幹線H5 プレミアムボトル」は、JR北海道が導入した新型車両「H5系」の先頭車両と、客車の2種類のボトルを用意。開業1カ月前の2月26日に販売を始め、4日間で3千本以上を売り上げた。新幹線の編成を再現しようとセットで購入する客も多いという。
北海道産米が原料の本醸造酒300ミリリットル入りで、開業日の「3月26日」に合わせて、価格は税抜き3260円に設定。酒の箱にはルートや車両の詳細な解説を載せた。
北海道内の百貨店のほかホームページでも販売し、国内発送も受け付けている。問い合わせは日本清酒、電話011・221・7106。