【視点】スーパーラグビー観戦記 お楽しみはまだまだ、これからだ (2/3ページ)

2016.3.15 05:00

 もちろん、日本代表とサンウルブズは別のチームである。だが、最強リーグでの試合を通し、世界に伍(ご)して戦える選手を増やし、さらにチームとして戦えるだけの経験値も高めていく。そんな狙いがある。

 チームに所属するのは日本選手だけではない。例えばスタンドオフのトゥシ・ピシ選手はサモア代表として昨年のW杯では日本と対戦した。逆に海外チームに所属する五郎丸歩選手のような例もある。

 そうしたことも含め、今季スーパーラグビーの開幕戦が19年W杯の出発点になる。ここで大敗したのでは日本ラグビーの前途は暗い。昨年のW杯以降のラグビー人気も一気にしぼんでしまう。そんな不安と緊張感も交じりつつ試合は始まった。

 前半は12-6でライオンズがリード。後半開始直後にもトライを許して19-6と点差を広げられ、さらに自陣ゴール前の中央付近で反則を取られる。PGを狙えば確実に3点の場面で、ライオンズはあえてスクラムを選択した。サンウルブズのスクラムは前半、総崩れになるほど押されていた。ライオンズとしては、ここで一気に力の差を見せつけようという作戦だろう。

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 個人的なことで恐縮だが、私は秩父宮ラグビー場で観戦するときにはいつも、ゴール裏の立見席を選ぶ。ラインの動きがよく分かるのと、ずっと日なたで冬でも暖かいからだ。そんな物好きは少ないので、普段はがらがらなのだが、さすがに27日は立見席も超満員だった。

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