G7環境相会合が開幕し、あいさつする丸川環境相(手前右)=15日、富山市【拡大】
日米欧の先進7カ国(G7)環境相会合が15日午前、富山市で開幕した。昨年、採択された地球温暖化対策の新たな枠組み「パリ協定」を受けた初の環境相会合で、温暖化対策や資源の有効利用がテーマ。災害で大量に生じた廃棄物の再利用促進などを盛り込んだ「富山物質循環フレームワーク」を最終日の16日、採択する。
初日は、環境破壊をすることなく各国が発展することを目指して昨年採択された国連の目標「持続可能な開発目標(SDGs)」について、各国が取り組み状況を報告し、目標達成に向けた決意を示す。
丸川珠代環境相は冒頭「昨年はSDGsとパリ協定が採択されるなど、環境政策が国際的に大きく進展した年だった。2016年は具体的な行動を起こす実施の年だ」と話した。
また環境相会合にあわせ、G7各国の市長らが富山市に参集。大量のエネルギーを消費する都市が果たす役割について話し合う会議を開き、先進的な成功事例を共有する。
午後には、科学技術相会合が茨城県つくば市で開幕。高齢化社会で増加する認知症などのメカニズム解明を目指し、脳科学研究を促進する方策などを議論する。