
不正アクセスによって大量の個人情報が流出し、会見で頭を下げるJTBの高橋広行社長(左から2人目)ら=14日午後、東京都千代田区(桐原正道撮影)【拡大】
旅行大手JTBは14日、東京都内で記者会見を開き、子会社のサーバーへの不正アクセスにより最大で顧客約793万人分の個人情報が流出した可能性があることを公表した。クレジットカード番号や銀行口座番号はなかったが、氏名や電話番号、パスポート番号などが含まれている。
警視庁は不正アクセスの疑いがあるとみて捜査。JTBの高橋広行社長は「ご迷惑、ご心配をかけたことをおわびします」と謝罪した。
JTBによると、旅行商品をインターネットで販売する子会社「i・JTB」(東京都品川区)の20代の女性社員が3月15日、取引先の航空会社を装ったメールの添付ファイルをパソコンで開き、パソコン6台とサーバー2台が次々と標的型ウイルスに感染した。
同月に不審な通信が確認され、不正侵入者がサーバー内に作成・削除したデータファイルを4月1日に発見。5月13日には同ファイルに個人情報が含まれることが判明した。