
夫に対する探偵の不倫調査だけでは飽きたらず、妻は自ら不倫相手の郵便物をあさって個人情報を入手し、別れさせ屋にまで依頼。一方の夫も妻の疑念を察知して自宅に録音機を設置した。スパイ顔負けの〝暗闘劇〟に司法判断は…【拡大】
費用は5日間で100万円近くかかった。このときは、浮気の確証は得られなかった。
虚偽出張でデート
それから1年後、A子のアンテナが再び反応した。B男が「出張」と言って、帰宅しないことが複数回続いたのだ。A子はB男が「北陸出張」に出かけたタイミングを見計らい、再び調査会社に依頼をかけた。
当日、探偵がB男を自宅から追尾すると、B男は勤務先の駐車場から車に乗って移動。向かった先は北陸ではなく、とあるマンションの前だった。
B男はそこでC子をピックアップするや、近くのショッピングセンターで手つなぎデートを楽しんだ後、某高級ホテルへ。レストランで食事をし、同じ部屋にチェックインした。再び姿を現わしたのは翌日の昼前で、前日と同じように2人で手をつなぎながら車に乗り込んだ。
探偵から「ホテル宿泊」の一報を受けたA子は、B男の携帯電話を鳴らしたが応答はなかった。