
境(鳥取)‐明徳義塾(高知)の一回、打者・大北海斗の左前安打で、本塁を狙う明徳義塾の二走・古賀優大を、境の捕手・浜智也が阻止=甲子園球場(撮影・山崎冬絋)【拡大】
この試合では、八回1死二、三塁から、遊ゴロで遊撃手が本塁へ送球。三塁走者が三塁に戻ろうとする間に、二塁走者も三塁へ到達したため、三塁ベース上に走者が2人いる状態となった。そこで、捕手は三塁手へと送球。三塁手は、二塁走者と三塁走者の両方にタッチし、二塁走者にアウトを宣告された。
しかし、三塁走者は、自分がアウトになったと勘違い。塁から離れたところを、三塁手が再びタッチしたかに見えたが、審判はタッチしていないと判断。
三塁走者は本塁へと生還し、7点目が認められた。試合は、7-2で明徳義塾が勝利した。
審判の判断をめぐって、ネット上では「不可解な判定」などと疑問の声が上がっていた。