化学賞は日本の得意な有機化学分野から受賞者が出るとの見方がある。この分野で最も権威がある米化学会の賞の受賞が決まった中部大の山本尚教授(73)や、柴崎正勝・東大名誉教授(69)が取り沙汰される。リチウムイオン電池を開発した吉野彰・旭化成顧問(68)らも期待される。
平和賞
7日発表の平和賞は、シリアの戦闘地域で救助活動を続ける市民組織のシリア民間防衛隊(ホワイト・ヘルメット)が注目の的。「もう一つのノーベル賞」と呼ばれるスウェーデンの「ライト・ライブリフッド賞」を今年受賞し、平和賞に推す声も高まりを見せる。
文学・経済学賞
文学賞は村上春樹氏(67)が英国の複数のブックメーカー(賭け屋)の予想で1番人気。シリアの詩人、アドニス氏(86)らが続くが、村上氏を含め多くは毎年候補に挙がる“常連”だ。昨年トップだったベラルーシの作家、スベトラーナ・アレクシエービッチさんは実際に受賞した。
経済学賞では、バブルやデフレにつながる仕組みを独自モデルで説明した米プリンストン大の清滝信宏教授(61)に日本人初受賞の期待がかかる。
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■各賞の発表日程
3日 医学物理学賞
4日 物理学賞
5日 化学賞
7日 平和賞
10日 経済学賞
13日 文学賞
(見込み)