ラーメンチェーン「幸楽苑静岡清水インター店」(静岡市清水区)で提供されたラーメンに、人の指の一部とみられるものが混入していたことが13日、静岡市保健所への取材で分かった。パート従業員の女性がスライサーでチャーシューを切る際、誤って切断したとみられる。従業員に感染症の疑いはないという。
市保健所によると、9月10日に店を訪れた女性客が子供用のラーメンのスープに異物が入っているのを見つけ、店側に伝えた。親指の一部とみられ、長さ約7ミリ、幅約1センチで、爪が付いていた。
12日に保健所に連絡があり、翌13日に店内の消毒や従業員の健康状態を確認するよう指導した。