小型ロケット「イプシロン」2号機、20日午後8時に打ち上げ JAXA発表

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は18日、小型ロケット「イプシロン」2号機を20日午後8時、鹿児島県肝付(きもつき)町の内之浦宇宙空間観測所で打ち上げると発表した。地球を取り囲むバンアレン帯という放射線の強い空間を観測する科学衛星「エルグ」を搭載する。

 イプシロンは固体燃料を使うロケットで、打ち上げは3年ぶり。2号機は初号機と比べ能力を3割高めた強化型で、打ち上げ費用は約50億円。