【生かせ!知財ビジネス】日本の地名 海外で商標出願相次ぐ (2/2ページ)

2017.2.10 05:00

 だが現実は各国で登録されている。一度権利化されると各国での取り消しには多くの時間と費用がかかる。地名には産業、文化などの歴史的蓄積があり、独自の無形資産を形成している。経済的価値があるからこそ観光客誘致や地域産品販促のため、日本各地から世界へ情報発信しているのである。各国内で著名でなくとも、発信される情報量は膨大で世界中の人々が見ている。

 ところで「PPAP」が、さまざまな商標を出願しまくっている日本企業、ベストライセンスの出願で話題になった。だが中国企業の泉州市核新文化伝播はその直後、中国で出願していた。グローバル時代はまさに生き馬の目を抜く時代だ。(知財情報&戦略システム 中岡浩)

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