リクルート住まいカンパニーは7日、2017年関東版の「SUUMO住みたい街(駅)ランキング」を発表した。昨年2位に転落した吉祥寺が首位を奪還した。2位は昨年1位の恵比寿、3位は横浜と2015年と同じ順位に戻った。
アンケートの回答数をみると、吉祥寺は昨年520票から今年は586票に増加。対する恵比寿は昨年600票から今年は511票と落としたものの、つば競り合いは続いている。
上位は“常連”が多いが、前年13位の品川が5位に急浮上した。2020年の品川-田町間の新駅開業や、車両基地の開発、将来的にはリニア中央新幹線の始発駅となるなど話題性や新規開発が進むことを受けて、過去最高の順位となった。
また意外な感じがするが、10位となった渋谷は初のトップテン入り。「渋谷キャスト」の開業など再開発が進むことが人気を高めた。
また11~20位でも15位の大宮、17位の北千住、19位の浦和、20位の立川が過去最高位となるなど、全体的に変動が起きていることが分かる。11位は昨年4位の自由が丘、12位は昨年8位の新宿、13位は昨年10位の二子玉川が後退した。
この調査はリクルート住まいカンパニーが東京、神奈川、埼玉、千葉に茨城を加えた1都4県に住んでいる人を対象に、1月下旬にインターネットでアンケートを行った。回答者は3996人で、20代から40代まで、シングル、DINKS、ファミリーの男女を偏らないように調査した。