国別の4強は変わらず、トップの米国は5.9%減の4万76件、ドイツ1.1%増の2万5086件、日本1.9%減の2万1007件、フランス2.5%減の1万486件と続く。五大特許庁の一員である韓国は6.5%増、6825件で昨年の7位から8位へ後退、中国は24.8%増、7150件と8位から6位に浮上した。
一方、特許付与件数では日本は12年の1万2856件をピークに減少傾向だったが、16年は1万5395件と45.6%増を記録。「近年の業務迅速化により、全体でも40%増の9万6000件と過去最高を達成」(EPO広報)した。(知財情報&戦略システム 中岡浩)