
東京都議会の百条委員会の開始を待つ石原慎太郎元都知事=20日午後【拡大】
小池氏は豊洲への移転判断の材料として、豊洲の安全・安心や市場の持続可能性、百条委で追及が続く過去の事実関係を積み上げていく。安全については土壌汚染対策を検討する専門家会議が「食の安全に問題はない」とする一方、安心については明確な基準がなく、豊洲への移転の可否について消費者目線を重視する小池氏が今後、どう判断するのか注目される。
また、百条委でのこれまでの証言内容などから、一部委員の間には「東ガスの交渉のうまさに、交渉下手な都が次々と条件で折れた結果、契約に至ったのだろう。これ以上新しい事実関係を引き出すのは難しい」との見方も出ている。
意思決定過程の解明や個人責任の明確化など、会派によって百条委の目的も異なる。今夏の都議選に向けた思惑も絡み、百条委が結論をどのように位置づけるのかも不透明だ。