木村剛氏への5億円賠償命令確定 振興銀融資でRCCに

日本振興銀行元会長の木村剛氏(栗橋隆悦撮影)
日本振興銀行元会長の木村剛氏(栗橋隆悦撮影)【拡大】

 経営破綻した日本振興銀行から損害賠償請求権を譲り受けた整理回収機構(RCC)が、振興銀元会長、木村剛氏(55)に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(山崎敏充裁判長)は木村氏の上告を退ける決定をした。29日付。木村氏に5億円の賠償を命じた2審判決が確定した。

 確定判決によると、木村氏ら当時の役員は平成22年3月の取締役会で、中小企業保証機構が大幅な債務超過に陥っていたのに85億円の融資を決定。機構は約7カ月後に経営破綻した。

 1審東京地裁判決は「十分に調査せず、安全性を確認しないまま融資を承認した」と指摘し、木村氏の注意義務違反を認定。請求通り5億円の賠償を命じ、2審東京高裁も支持した。

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