レオパレス会見 創業者に関する質問に曖昧回答

レオパレス21の看板
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 「コメントを差し控えたい」-。東京都内で18日開かれたレオパレス21の会見では、第三者調査委の中間報告で初めて関与が浮上した創業者の深山(みやま)祐助氏に関する質問が集中した。幹部らは釈明に追われたが、「調査中」を理由に曖昧な回答に終始した。

 調査委は、施工不良に関し、深山氏の関与などを挙げ、組織的・構造的な問題を指摘した。会見で、蘆田(あしだ)茂執行役員は「(中間報告を)真摯(しんし)に受け止める」としたが、「組織的に違法なものをつくっていた認識はない」と強調した。

 ただ、深山氏の関与の詳細な実態などを問われると、発言に窮する場面もみられ、「(報告書の)記載通り」「(調査委の調査が継続しており)コメントを控える」と繰り返した。

 レオパレスには法的問題を専門的に扱う部署や担当者が存在しなかった上、当初は調査委を設置せず社内調査にとどめていた。こうした状況が原因究明を遅らせる結果を招いた可能性について、山口雅弘コンプライアンス統括部長は「否定できない。後手に回った」などと釈明した。

 一方、対象の入居者の早期転居が進んでいない現状に対して、幹部は「入居者のご都合に合わせてやっている。多いか少ないかは言及するつもりはない」と話した。