内定解禁…未内定者・内定者は卒業までどう過ごすべき?

 

 Q 内定解禁。卒業までの半年、未内定者・内定者はどう過ごすべきか?

 A 未内定者は求人拡大のチャンスを生かして。内定者は「内定ブルー」へ対処を

 平成27年度卒業予定者の就職内定が解禁になりました。例年10月1日時点の就職内定率(厚労省・文科省調べ)は6~7割程度。今年度は11月中旬に発表される予定ですが、過去の実績は大卒求人倍率との相関が見られることから、高い水準になると予測しています。一方、求人倍率が2倍を超えた年でも、10月1日から4月1日までの半年間で3割程度の学生が内定を獲得しており、就職戦線はまだまだ勝負どころです。

 内定解禁の10月1日前後は、内定式の開催など、改めて入社意思確認を行う企業が少なくありません。実際に何人が入社しそうかを見極め、状況次第で追加募集を実施します。追加募集枠も例年以上に拡大すると考えられます。

 追加募集の情報はどのようにキャッチすればよいでしょうか。就職情報サイトに掲載している企業の多くは、新規の会社説明会開催告知を行います。大学のキャリアセンターなどに直接求人の申し入れを行うケースも少なくなく、積極的な情報確認が望まれます。

 内定者の中には、内定式で同期となる学生と接したり、人事担当以外の社員の話を聞いたりするうちに気持ちが揺らぐ「内定ブルー」に陥る人もいます。「自分以外の人が優秀に見えて気後れした」「入社後ちゃんとやっていけるのか不安になった」という声は毎年多い。率直な気持ちを友人や家族、場合によっては内定先企業に打ち明けるとよいでしょう。

 学生生活も残り半年。就職活動中の人も内定ブルーに悩む人も、「来春に自分がどうありたいか」を描き、それに向けて着実に歩んでほしいと思います。 (リクルートキャリア『就職みらい研究所』所長 岡崎仁美)

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