入社先は決めたけど…「内定ブルー」周囲との会話で不安解決を

 

 Q 入社を決めた企業の選択が正しかったのか、悩んでいます

 A 周囲と会話をし、悩みや不安を解決して

 10月を迎えて「これから頑張っていこう」と決意を新たにしている人がいる一方で、質問者のように進路先について悩んだり、社会人になることへの不安を持ったりする、いわゆる「内定ブルー」に陥ってしまう人も少なくありません。

 これらの「内定ブルー」は、内定式を迎えるこの時期によく聞かれます。

 就職みらい研究所の調査でも、「本当にこの会社でいいのか悩んでしまいます」「内定を得た企業は、大学での専攻分野とは異なる分野なので、新しい分野でやっていけるか不安に感じている」といったコメントが見受けられます。

 過去において、内定取得後の学生に「内定ブルーになった(なっていた)と感じたことはありますか?」と聞いたところ、「ある」と答えた人は45・7%で、実に4割以上の学生が「内定ブルー」を感じていました。先輩たちは、どのような方法で「内定ブルー」を払拭したのでしょうか。

 「内定ブルーになった」と答えた人に、「どのようにして解消しましたか?」と聞いたところ、最も多かったのは「周囲と会話をする」ことでした。悩みや不安を払拭する鍵は、周囲との会話にあるようです。

 実際のコメントを見ると、親や友人など身近な人や、内定先企業に関連する人など、さまざまな人との会話を通じ、悩みや不安を払拭していることが分かります。

 たとえば身近な人との会話では、「親に不安を打ち明けて話を聞いてもらった」「友達と就職に対する不安をとことん話し合うことで解消した」といったように、自分の気持ちを話すことで、不安な気持ちが解消できたという声がありました。

 内定先企業に関する人と交流することで、前向きな気持ちになることができた人もいます。「内定者同士で話し、『この人たちと早く一緒に働きたい』と思えた」「内定式後の懇親会で、同期や上司となる人と楽しく接することができ、社風が自分に合っていると確信できた」との声が寄せられました。

 前向きな気持ちで社会人としてのスタートが切れるよう、一人で抱え込まず、悩みや不安を払拭してほしいと思います。(リクルートキャリア『就職みらい研究所』研究員 徳永英子)

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