内定式の話題に焦り… 秋の就活、内定取得へ何を意識すればいい?

 

 【Q】これからの内定取得に向け、どのようなことを意識すればよいでしょうか

 【A】あきらめず、視野を広げることで、出会いのチャンスを増やそう

 10月も半ばを過ぎ、内定式の話題も出始める頃。就職活動を続けている学生からは、「周囲が就職活動を終えているのを見て、焦りを感じる」という声が挙がるのと同時に、「どのように活動を進めればよいのか、指針がほしい」という声が寄せられます。

 これという正解のない就職活動。多くの学生は活動中に迷ったり、悩んだりを繰り返しながら、進路を決定しています。現在、進路を模索している学生は、何を意識しながら活動をしたらよいのでしょうか。

 就職みらい研究所の調査では、進路決定した学生に「進路決定に効果的だったと考えていること」を聞いたところ、1位は「自己分析」、2位は「企業研究・業種研究」、3位は「あきらめないで取り組むこと」、4位は「幅広い業界・規模への応募」でした。

 これらの答えからは、自分自身を知ることが重要だということが分かります。自分は何に興味があるのかを理解した上での企業研究や業種研究、少しでも興味ある業界や企業への応募は、とても有効です。つまり、「自分を知り、相手を知る」ことが効果的なのです。

 過去の調査で、学生からのコメントを見ると、「今後の人生が左右される就職活動は本当に大切だから、あきらめずに頑張ってよかった」、「周りの状況に振り回されることなく、納得がいくまで活動を続けることが大事」といったように、「あきらめないこと」も重要な要素です。

 「気になる会社があれば、挑戦した方がよい。向いていると思っていた会社が合っていなくて、そうではない会社が合っていたということが、選考の過程で分かった」といったコメントもあります。挑戦したことで、当初視野に入っていなかった企業に出合えた学生もいます。

 これからの時期は、進路決定のほか、卒業研究や論文提出に向け、より密度の濃い時間を過ごされると思います。その中でも、あきらめずに、少しでも視野を広げて活動をしてみてはいかがでしょうか。納得のいく、就職先に出合えるチャンスを広げていただきたいと思います。(リクルートキャリア『就職みらい研究所』研究員 徳永英子)

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