最近話題の「春インターンシップ」 短期で仕事体験が可能なプログラムも
【Q】最近話題の「春インターンシップ」。お勧めのプログラムは?
【A】短期で仕事体験が可能なものも。参加目的を意識して選ぼう
大学の後期試験もそろそろ終盤。3月からの就職活動をにらみ、春休みをどう過ごすか、思案中の学生も少なくないでしょう。今の3年生から、就職活動開始が12月から翌年3月へと繰り下げになった影響で、この春休み期間中にインターンシップを実施する企業もぐっと増えました。1月20日時点で、「リクナビ2016」には2300社(8600コース)の募集が掲載されており、その数は夏に迫る水準です。
掲載企業の7割超は2月実施を予定しており、やはり来月がピークとなりそうです。うち9割は1日のコースも用意しており、長い夏休みと比べると、コンパクトなプログラムが多い傾向です。忙しい学生の皆さんにとっては、気軽に参加できる短期のものは好都合でしょうが、中身が参加目的と合致しなければ本末転倒。実施内容をしっかり確認して応募しましょう。
短期インターンシップの主な形態には、業界概要などのレクチャーの後、店舗や職場、工場などを見学し、実務を体験する「現場見学・体験型」、業務に関する課題に参加学生たちで取り組む「グループワーク型」、職場で社員に交じって実務を行う「職務実践型」などがあります。またそれらを組み合わせたものも少なくありません。
プログラムの一例を紹介しましょう。北関東で約60店舗のスーパーを展開する創業100年超のA社。近隣以外の学生にも広く認知してほしいという狙いから、東京から日帰りで参加できる1日のインターンシップを実施することにしました。
朝10時半に最寄りのターミナル駅にて集合し、会社の送迎で店舗へ。普段公開されていないバックヤードなどを見学の後、本社へ移動。業界や地域の現状と、A社の特長などについてレクチャーを受けた上でグループワークに取り組みます。テーマは「総菜の企画」。原価や作業量を表す工数、店内調理環境などの制約条件も押さえながら、顧客特性やA社らしさを踏まえた“売れる”総菜をいかに考えるか。まさに実践さながらの題目です。
最後にそれぞれのグループが企画を発表し、本職のバイヤーからの講評を受けて終了。再び会社の送迎でターミナル駅へ赴き帰路につくという流れです。都合6時間のプログラムですが、「この業界で働いてみたいか」を自問するために必要な情報が、ある程度得られるのではないでしょうか。他にも、限られた時間の中で仕事を理解できるよう工夫されたプログラムはたくさんあります。就活本番前の貴重な春休み、興味のある人はぜひ、チャレンジしてみてください。(リクルートキャリア『就職みらい研究所』 岩元洋介)
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