就活マナー、敬語は苦手でも大丈夫? 「面接は私服で構いません」と言われたら?
【Q】面接のマナーを教えてください
【A】社会人の基本マナーを押さえ、「相手に不快感を与えない」ということを意識して行動しよう
面接を控えた学生からよく寄せられるのが、「マナーが分からない」との声。面接は、学生の皆さんと企業とが貴重な時間を割いてお互いを見極める大切な機会。ビジネスにおいても対面で会話をし、関係者と信頼関係を築くことは大事な機会となります。
「面接のため」ではなく、社会に出る前の第一歩として、基本的なマナーを身に付けておきましょう。
マナーを意識しすぎると、ぎこちない行動をしてしまいがち。「相手に不快感を与えないこと」を基本に行動してみましょう。
まずは、「挨拶」です。きちんと挨拶をすることが、上司や同僚、取引先とのコミュニケーションを円滑にするきっかけになります。面接前、面接後には、「時間を取っていただいたこと」に対する感謝の気持ちを込めて挨拶をしましょう。
会話では、「敬語」も重要ですが、完璧に使いこなすことができなくてもかまいません。「相手にとって分かりやすく、きちんと伝わるか」を意識し、相手を敬う気持ちで、丁寧に話すことを心掛けましょう。
面接前に気を付けたいのは、「欠席や遅刻の連絡」です。志望変更で辞退をするのであれば、事前に連絡を入れましょう。また、当日の体調不良や交通事情によって、間に合わない場合は、必ず連絡を入れましょう。自分を待っている企業、その選考にもれたほかの学生がいることを忘れず、無断欠席だけは避けなければなりません。
「身だしなみ」や「服装」のマナーは、よく学生から問われることの一つです。これも「不快感を与えない」ことを意識して、チェックしてみましょう。
「髪の毛は伸ばしっぱなしになっていないか」「スーツやシャツがよれていないか」「靴は汚れていないか」など、相手の気持ちに立ってみると自然と目が行き届くと思います。服装も同様に、「志望先が服飾関係で指定がある」など特別な理由がある場合を除いて、ビジネスの場面で失礼に当たらない、清潔感のある服装を心掛けましょう。
就職活動のスケジュール変更によって、夏場に面接をする企業が多い中、「クールビズでお越しください」「スーツではなく、私服で構いません」と連絡を受ける場合もあると思います。そうした場合は、指示に従うのが賢明です。しかし、ジャケットやシャツを着用するなど、社会人としての意識を持つようにしましょう。
どれだけ中身の濃い話ができても、マナーができていないと、印象も悪くなります。意識を変えるだけで行動に表れると思いますので、今のうちから慣れておきましょう。(リクルートキャリア『就職みらい研究所』研究員・岩元洋介)
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