面接を辞退したい、どうすればいい? 担当者に理由を聞かれた場合は…
【Q】面接を辞退しなければならなくなった場合、どうすればよいでしょうか
【A】連絡を早めに、詳細を正確に伝えよう
ほとんどの学生は、同時に複数企業で就職活動を続けていると思います。活動が進むにつれて、「志望していた企業は、当初自分が考えていた仕事内容と違うことに気が付いた」などの理由で、選考を辞退しなければならない場面も出てくるかもしれません。
「就職白書2015」では、「選考まで進んでいたものの、途中で辞退した・しなければならなかった社数」を先輩に尋ねていますが、約6割が1社以上を「辞退した・しなければならなかった」と回答しています。
採用担当者は、皆さんの選考のために貴重な時間を割いています。辞退をしなければならない場合は、なるべく早く担当者に連絡を入れましょう。メールではなく電話で連絡をし、辞退の旨を直接伝えるのがマナーです。
電話をする時間帯は始業時間、終業時間は避け、少なくとも前日までには連絡を入れましょう。「◯月◯日の◯時から面接をお願いしている××と申します」と、いつ面接予定だったのかを相手に伝えることで、連絡の行き違いなどを防ぐことができます。
面接辞退を申し出た際、採用担当者からその理由を聞かれることがあります。「一身上の都合です。申し訳ありません」と伝えてもよいですが、もし第1志望に内定が決まったという理由であれば「ほかの企業に内定が決まったので」と答えてもかまいません。
仕事内容が思っていたものと違う、自分の志望分野が変わってしまったという場合も「◯◯という点で、私が志望する分野とは違いました」と誠意を持って答えれば、失礼にはあたりません。電話をする前には、辞退の理由を説明できるよう、きちんとまとめておきましょう。
面接辞退の連絡は気が重いもの。他企業に内定が決まった場合、「連絡せずにキャンセルしてもいいのではないか」と思う人もいるかもしれません。
しかし、あなたが今後社会に出て働く中で、いつその企業と関わりができるかはわかりません。もしそうなった場合、あなた自身が嫌な思いをすることになります。社会人生活への第一歩を、気持ちよく踏み出せるように、辞退する際は、誠意を持って、早めに連絡しましょう。(リクルートキャリア『就職みらい研究所』研究員 岩元洋介)
就職活動に関する疑問や体験をお寄せください。読者の参考になるものは、就活コンシェルジュで紹介させていただきます。
〈メール〉life@sankei.co.jp
〈FAX〉03・3270・2424
関連記事