圧縮日程、事前準備が大切 計画性が就職活動の成否握る
【Q】平成29年卒業予定者の就職・採用活動時期が変更されました。どんな影響がありますか?
【A】会社説明会のスタートから面接選抜が始まるまでの準備期間が3カ月に短縮されるので、計画的に過ごしましょう
前年に続き、就職活動の日程が変更されました。その結果、面接などの選考に向けた準備期間は、これまで以上に短期化を余儀なくされるため、事前にしっかり準備しておくことが重要です。
まず前年の変更を振り返った上で今回の日程変更の内容をみてみましょう。28年卒業予定者の就職活動は企業の「採用広報」(募集要項公開や会社説明会開催)の開始が卒業前々年の12月から翌年3月に、「採用選考」(面接選抜)の開始が卒業前年の4月から8月に、それぞれ繰り下げられました。
29年卒業予定者の採用広報も卒業前年の3月開始ですが、採用選考の開始は卒業前年の8月から6月へと2カ月繰り上げられました。新たな日程の最大の特徴は、採用選考が始まるまでの採用広報がわずか3カ月しかなく、ここ十数年の中で最も短いことです。
採用広報期間には説明会などだけでなく、6月から始まる採用選考で面接に呼ぶ学生を選抜するため、エントリーシートの提出や適性検査・筆記テストも実施されます。短期間のうちに情報収集や筆記テスト対策に同時並行で臨むことになり、計画性が就職活動の成否を握りそうです。
今年も引き続き、企業の採用意欲は極めて旺盛です。採用選考が本格化するのは6月からですが、学生を確保しようと、4月前後から面接を始める企業も少なくないでしょう。
自分の目指す職種や企業を定めないまま就職戦線に突入すると、やみくもに面接を受けることにもなりかねません。これまで以上に事前準備が重要です。(リクルートキャリア『就職みらい研究所』 所長 岡崎仁美)
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