もうすぐ就活、納得いく内定もらえるか不安… 企業を深く知る努力を
【Q】これから始まる就職活動。納得いく内定がもらえるか不安です
【A】企業を深く知ることが、自身の選択の納得感を高めます
いよいよ来週から、大学3年生や修士1年生向けの企業の採用情報が公開されます。この時期は、さまざまな企業を知ることで、自分の視野が一気に広がり社会人になる期待が膨らみます。一方、「内定がもらえるか」「納得感を持って就職活動を終えることができるか」と不安な気持ちも高まっているかもしれません。
就職みらい研究所が毎年調査・発表している「就職白書」によると、平成28年に卒業予定で就職先が確定している学生の中で、入社予定企業に対して「非常に満足」「どちらかというと満足」と答えている割合は81・8%に上りました。一方で、「どちらかというと不満」「非常に不満」と答えている割合は3・3%にとどまり、多くの学生が入社予定先に満足しているようです。
もちろん、満足しているすべての人が、当初からの第1志望の企業に入社しているわけではありませんが、就職活動を通じてさまざまな壁にぶつかり、最終的に納得できる企業を決めています。
また、入社予定企業への満足度とインターンシップ経験の有無の関係性を調べてみると、インターンシップを経験した学生の方が、満足度が高い傾向にありました。企業の実態をある程度理解した上で、自分の進路を判断しているということが、進路選択の納得感を高め、入社予定企業への満足につながっていると考えられるかもしれません。
就職白書にはこんなデータもあります。応募学生に対する企業の評価と、学生の自己評価を比較すると、学生の評価が高く、企業の評価が低い項目で、最も差が大きいものは、「仕事・職種研究」でした。また、企業が採用基準で重視する項目の2番目は「自社への熱意」というデータもあります。働いたことがないため、仕事や職種の理解が難しいと思いますが、業界、企業、仕事・職種の理解が深まれば、その企業への「熱意」が高まり、最終的には入社予定企業への満足につながるのではないでしょうか。
学業もある中、3月からは説明会参加、エントリーシートの提出など、あらゆる活動を同時並行で進めなければなりません。納得して就職活動を終えるためにも、企業研究に取り組んでみてください。(リクルートキャリア『就職みらい研究所』主任研究員 戸川博司)
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