GPIF「国民が納得する組織に」 高橋理事長、就任で抱負
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の理事長に1日付で就任した高橋則広氏(58)が東京・虎ノ門ヒルズの同法人で会見を開き、「長期的に見て安全かつ効率的な運用を行い、国民が納得してくれる組織にしたい」と抱負を述べた。
会見中に「重責を感じている」と繰り返した高橋氏。「短期的な収支の変動は避けられないが、うまく分散投資すれば結果的には利益が出る」として「長期の投資に耐えるだけの人間力と組織力が必要」と組織強化の重要性を訴えた。
運用には制約が多く、株式の直接売買解禁を政府が検討したが、結局は見送られた。高橋氏は「結論に従ってやっていく」と述べ、国民の理解を得るため、積極的に情報発信する考えも示した。
高橋氏は農林中央金庫の専務理事やJA三井リースの社長執行役員などを歴任。任期は2020年3月末まで。
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