ただいま就活中! 学生座談会(上)
次代人財養成塾 One-Will■「内定ってゴールじゃないと思う」
就活中の大学生は今、何を考えているのだろうか。大手企業の内定解禁が迫る中、働く志を育む「次代人財養成塾One-Will」(主催・秀實社、協力・産経新聞社)に参加した学生6人が集まり、近況報告を交えて考え方を話し合った。参加者のうち5人は現在就活中の4年生、1人は将来について真剣に考えている3年生だ。
--就活をどう捉えている?
りょう「就活は働く前の手続き。内定を取ることそのものがゴールじゃないので」
--内定はゴールじゃない。言い切れる?
りょう「はい、今は。One-Willに参加して、そこでの気付きが核になっています。働いてから何をするかが大事なんです。企業の担当者だって、入社後に活躍する人材が欲しいはずです。でも以前は違いました。小さいころからなじみのあった業種に就職しようって漠然と思っていたんです。One-Willに参加して、自分が何をしたいのか、何になりたいのか、というところにフォーカスするようになりました」
◆働くことは楽しみ
しゅん「むしろ、内定を取った後の、働けるようになってからが楽しみです。だから僕も、就活はあくまでも手続き。以前は、働くことについて、稼ぐためにしなきゃいけないこと、とか、義務のような、ネガティブなイメージがありました。でも仕事で動かせるものの大きさを知ったので、今は楽しみだと言い切れます。ただ正直言うと、就活そのものは、楽しいことばかりじゃない。つらいこと、苦しいことはあります」
セブン「私も、何がやりたいのかを軸にしています。どうも周りとは違うみたいで、友達に今見ている業界の話をすると、なんで、そこなの? みたいなことを言われます」
--友達は何を見てるの?
セブン「だいたい自分のいる学科に近い業界を見ています。私がそうではないから不思議なようです。でも逆に私から、なんでその会社を見てるのって聞くと、自分の学科だし、と返ってくるのが普通です」
◆面接で一期一会も
--それを聞いてどう思う?
セブン「将来のこと、考えてるのかな?って」(笑い)
まっすー「友達と話をしていると、考えのベース持っている人と、そうでない人とがいるな、ということに気付きます。私は最終的には地域活性化で社会貢献をしたいと思っているので、就活はそこに向かうプロセスだって考えています。でも、内定がゴールの人も多いですね。あと、就活は大変ですけど、面接や説明会を通じた一期一会もあるかな、と思います」
つなっしー「私、以前は、大手だけ受けて、そこでいいダンナさん見つけたら辞める、ぐらいに考えていました(笑い)。でも、仕事を通じて自分が社会に影響を与えることができるんだ、関わった相手をよくすることができるんだと気付きました。それってすごいことですよね。だから今の私にとって、仕事は社会貢献。貢献した相手がエキサイティングになって、それを実現した自分もエキサイティングになりたいです」
--まだ就活してないもえぴはどう?
もえぴ「私が取り組みたいのは、過疎化が進む地方の活性化です。それを核にして就活に臨もうと思っています。そういう自分の考えがあるほうがいいのではないかな、と改めて思いました。就活は、4年生を見ていて、大変そうだと思っていたんですが、さきほど一期一会もあるというお話を聞いて、つらいことばかりではなさそうだな、と思えました。目の前で貴重な話が聞けて今、トクした気分になっています」(笑い)<司会、産経新聞人材育成事業部長・村山繁>
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【用語解説】次代人財養成塾One-Will(ワンウィル)
社会に出る前の大学生を対象に、志の重要性を伝え、育む3カ月間の無料塾。塾頭講義、経営者の講演、職場体験などのプログラムをこなせば修了証が授与される。学生は開催期間中、参画企業の経営者や幹部の助言が受けられる。主催は秀實社。問い合わせは(電)03・6264・2377。
HPはhttp://syujitsusya.co.jp/one-will/)
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