内視鏡検査推奨の周知いまだ18% オリンパス、胃がん検診調査
市区町村が実施する胃がん検診についての国の指針が変わり、今年4月から従来のエックス線検査(バリウム検査)のほかに内視鏡検査も推奨されるようになったが、それは広く知られていないことがオリンパスが2~3月に実施したインターネット調査で分かった。
20歳以上の男女約2万5000人が回答。エックス線検査か内視鏡検査のどちらかを選択できるようになったことを知っていたのは全体の18%。年齢が高いほど周知が進んでいる傾向があった。胃がん検診で内視鏡を選択すると答えたのは64%。過去に内視鏡検査を受けたことがある約1万2000人に限ると77%だった。
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