能力あるのに内定が獲得できない…面接が苦手な「惜しい」学生の特徴
就職活動のアドバイザーとして今年、約300人の学生と面談をしました。面接がうまくいかず、なかなか内定を獲得できない学生のなかには、能力やテクニックというより、ちょっとした意識が不足している、「惜しい」という印象の学生が多いように思えます。どんなに能力があっても、面接で問題があるとみられるとマイナス評価になってしまいます。「惜しい学生」にはどんな特徴があるのでしょうか。
まずは約束を守らない学生。よくあるのが遅刻です。学生との面談の多くは予約制で、たいていの学生は約束の時間の5分前には来社します。電車の遅延などで間に合わない場合、30分前までに連絡があることが多いです。しかし、惜しい学生は、遅刻する割合が高く、事前連絡もない人が多いです。電話をしてもつながらない人もいます。
約束の軽視、スケジュール管理の甘さは社会人になっても致命的なミスになりえます。時間に間に合わなければビジネスチャンスを失うからです。前日から体調を整え、電車遅延を見越した行動を心がけましょう。せっかくの面接の前に印象が悪くなるのは、もったいないことです。
相手のことを考えない学生も目立ちます。面接時に、質問の内容をよく聞かずに、自分の話したい内容を中心に答えてしまうのです。緊張しているのかもしれませんが、質問に対しての回答になっていないと評価はされません。
相手が何を知りたいのかを把握した上で回答しましょう。不明な点があれば、質問内容を確認した上で回答してもかまいません。説明が長くなりがちな人は結論を先に述べるようにしましょう。
陰気ではないが、覇気が感じられない、なんとなくどんよりしている感じが漂う学生もいます。本当に体調が悪いケースはさておき、自分に自信を持つことが大切です。
背筋を伸ばし、普段より大きな声で語尾を伸ばさずに話すだけで、しっかりした印象になります。社会人と話すことに慣れていない人がほとんどなので、友達と一緒に練習をするとよいでしょう。
生活や物事の考え方、価値観などは少なからず相手に与える印象に影響します。自分の行動が相手にどう受け止められるかを考えることは、社会人になってからも必要な視点です。当社が学生モニターに行った調査によると、内定を得るために最も必要なことは、「自己分析」でした。就活がうまくいかない人は、普段の生活から変えてみてください。(キャリタス就活エージェント 後藤祐太)
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