『ママ、死にたいなら死んでもいいよ』岸田ひろ実・著
書評■「幸せ」な人生の始まりつづる
知的障害をもつ長男の出産、夫の突然死、そして自身も突然、死をも覚悟する病に倒れ、後遺症で車いす生活を強いられるようになった。
絶望のふちに立たされながら「歩いていたときよりも今のほうが幸せ」と著者は言い切る。きっかけは、娘の「死にたいなら死んでもいいよ」という励ましの言葉であり、「幸せ」な人生が始まった理由が随所につづられている。
今や高齢者や障害者への向き合い方の指導を中心に、年間180回を超す講演をこなす売れっ子講師。障害を幸せに変えた著者の言葉は、前向きに生きる勇気を与えてくれる。また高齢者や障害者への優しさも芽生えるはずだ。(1512円、致知出版社)
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