興奮や失神、卒倒… 子宮頸がんワクチン接種で注意呼びかけ

2012.6.27 19:48

 子宮頸(けい)がんワクチンを接種した際の強い痛みによるショックから気を失ったり、倒れたりするケースが多発しているとして、厚生労働省は27日、医療機関に対し注意喚起を行った。

 子宮頸がんワクチンは平成22年11月から小学校6年~高校1年の女子を対象に接種費用の公費助成が行われている。注射は肩近くの筋肉に行われ、皮下注射の他の予防接種より痛みが強い。このため、注射そのものの痛みや恐怖、興奮などから失神したり、倒れたりする副反応が起きることがあるという。

 厚労省によると、接種後の意識消失などの症例は今年3月までに、延べ634万人に接種されたグラクソ・スミスクライン社のサーバリックスで683例、延べ約53万人に接種されたMSD社のガーダシルで129例。うち転倒して頭を強く打ち付けたり、鼻を骨折したりするなど二次被害が起きたケースも前者で38例、後者で13例あった。

 接種後30分から1時間で症状が現れることもあり、厚労省は(1)接種後の移動は医療従事者や保護者が付き添う(2)接種後30分程度はいすなどに腰掛け、安静にする-などの対策を徹底するよう呼びかけている。

「死の恐怖におびえた」「体ぼこぼこ」 茶のしずく石けんで女性


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