霊場巡礼に“お遍路ギャル”増加 婚活や就活での御利益目的 (2/4ページ)

2013.1.5 13:02

四国別格霊場第3番札所の慈眼寺の境内を歩く“お遍路ギャル”たち。左から松本里美さん、三好祐貴子さん、中元智子さん

四国別格霊場第3番札所の慈眼寺の境内を歩く“お遍路ギャル”たち。左から松本里美さん、三好祐貴子さん、中元智子さん【拡大】

  • 45棟目のヘンロ小屋「空海庵」の完成式で、阿波踊りを披露する関係者(歌一洋さん提供)=徳島県阿波市
  • 四国遍路をPRする「お遍路かかし」と写真に収まる松本さん(左)中元さん(三好祐貴子さん提供)

 松本さんも「『お接待』でもらえるお菓子や果物などでエネルギーをチャージして歩くのが快感。何となく仏の息吹に触れられた感覚にもなり、“仏がかった”恋愛へのサプライズに期待してます」。三好さんも「巡拝中は『無』の境地ですが、常に『何かがある、何かが起きる』と信じて歩いています。私にとって遍路は今、自分の願いをかなえるための使命感のようなもの」と話す。

 一方、通販会社をリストラされ、現在、昼は会計事務所、夜はキャバクラでアルバイト中という神戸市の女性(26)は、恵まれなかった仕事面での御利益を期待しながら巡る。「巡拝しているとき、悩みがあっても気分がすっきりするのが魅力。御利益あって再就職できればうれしいけど…」。

 女性は平成23年秋からお遍路を続け、第18番札所までを巡ったという。11番札所(藤井寺)から12番札所(焼山寺)へ向かう途中にある「遍路ころがし」と呼ばれる急勾配の山道は難所で苦労した。「杖をつき、膝に手を置き、息を切らせて歩いていると、そこかしこに転がる石が意地悪な“誰”かに見えてきた」。いつしか、そんな苦労も思い出の一つになるに違いない。

どちらかと言えば軽い登山に向かうといった格好

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