「もったいない」で割引販売 賞味期限間近…捨てられていた食品 (2/3ページ)

2013.11.9 14:02

 世界の茶専門店「ルピシア」(東京都渋谷区)も以前は3分の1ルールに従い、賞味期限が残っているが販売期限切れの茶は廃棄処分していた。しかし、「まだおいしく飲める茶を捨てるのはもったいない」と、通常の店舗とは別に「ルピシア・ボンマルシェ」を20年に東京・代官山にオープンした。

 「ボンマルシェ」はフランス語で「お買い得」の意味。同店では、同社オリジナルの茶に加え、趣旨に賛同したメーカー約50社のレトルトカレーや調味料、ゼリー、チョコレートなど賞味期限が近かったり、見栄えが悪かったりの理由で本来は破棄される食品を販売している。現在、神戸や倉敷などに10店舗ある。

 10月下旬に訪れた代官山店では、賞味期限まで十分あるが、販売時機を逸したゼリーや桜風味の茶などが20~30%引き、高級茶葉のダージリンなどは50%で売られていた。中島まりな店長は「自宅用として茶を買われる方が多い。食品や調味料は賞味期限以内に食べきれるかどうかを考え、食べ方や使い方を聞かれることもあります」と話す。

理由ありとはいえ、通常の商品とクオリティーは変わらない

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!