今や家庭に欠かせない空気清浄機。“世界基準”で売り込む海外メーカー品も並ぶ=東京都千代田区のヨドバシカメラマルチメディアAkiba【拡大】
売り場はダイキン、シャープなど国内メーカー製品がひしめき、ウイルス対策をはじめ乾燥を和らげる加湿、消臭など豊富な機能を訴求。フィルター交換10年間不要や、スマートフォン(高機能携帯電話)との連携など至れり尽くせりの機能が満載だ。
これに対し空気清浄力という基本性能で挑むのが海外勢。スウェーデンのメーカー「ブルーエア」は米国家電製品協会の指標で、事実上の世界基準とされる「CADR」(クリーンエア供給率)で世界1位。空気を速くきれいにする能力でトップに立つ“実力機”で、北米や中国市場などで浸透しているという。
同社の説明では、粒子イオン化技術と3枚からなる独自開発した高性能フィルターによって0・1マイクロメートル以上の微粒子を99・97%除去。ウイルスからたばこの煙、花粉、ほこり、ダニに及ぶ。
8畳相当の空間の空気の清浄にかかる時間はわずか約2・5分で、「国内メーカーの一般機に比べ速度は2・5倍」(広報)という強みを持つ。
フィルターの6カ月ごとの交換に伴う維持費がかさむが、「交換すれば初期の性能を取り戻すことができ、衛生面の問題とパワフルな清浄力を維持するにはむしろ必要」(同)と説明。海外での折り紙付きの性能を前面に出し、日本市場へ食い込みを狙う。