作品賞は「それでも夜は明ける」が輝いた。スティーブ・マックイーン監督は用意した紙を読み上げ、関係者への感謝を語った後、最後に「生きていくということが大切です。今も世界では多くの人が奴隷として苦しんでいます」と訴えた。
「それでも夜は明ける」は、実在の人物をモデルにした作品。バイオリニストのソロモン・ノーサップ(キウェテル・イジョフォー)は、生まれたときから自由証明書で認められた自由黒人で、白人社会の中で何不自由なく暮らしていた。ある日、ショーへの出演の依頼を受け、依頼主と酒を飲んだ際にだまされて奴隷として売られてしまう。ノーサップはそれから苦難の日々を過ごすことになる。作品は7日から、東京・有楽町のTOHOシネマズみゆき座ほかで全国順次公開される。
アカデミー賞は「ゼロ・グラビティ」が7冠で最多受賞。「それでも夜は明ける」と「ダラス・バイヤーズクラブ」は3冠。「ゼロ-」と並んで10部門にノミネートされていた「アメリカン・ハッスル」は無冠に終わった。